19日の午前、世界的な物理学者ホーキング氏は、19日午前、北京の人民大会堂で開かれる国際物理学会議の開幕式に出席し、学術報告を行ないました。

　会議の主催者でもある中国科学院理論物理研究所によりますと、ホーキング氏は北京滞在中、ホーキング氏は2回にわたって『宇宙の起源』というテーマの公開講座を行うことになっています。

　ホーキング氏はかつて、1985年と2002年に中国を訪れたことがありますが、今回の北京訪問に先立って、香港で学術活動を行い、注目を浴びました。

　今年64歳のホーキング氏は現在の世界における天才科学者の一人で、イギリスのケンブリッジ大学で教鞭をとっています。ホーキング氏はオックスフォード大学在学中に筋肉がゆっくりと衰える病気にかかりましたが、それにめげず、宇宙物理学の研究に努め、宇宙の始まりなどの理論で、世界をあっと言わせました。