16日から開かれている国際捕鯨委員会第58回総会で、商業目的とする捕鯨活動の再開を目指している日本が三回に渡って提出した関連提案はいずれも否決されました。
今回の総会はカリブ海の島国である、セントクリストファー・ネイビスで開かれているものです。報道によりますと、17日、総会は日本から出された「沿岸漁民による小規模のミンク鯨の捕鯨活動を容認すべきだ」という提案を否決しました。これに先立って、16日には、重要な事項は無記名で表決すべきだという日本の提案も否決されました。一方、同じ16日に、一部の国から出された一部の小型の鯨を捕鯨禁止にするという提案は可決され、捕鯨活動への制限はより強められることになります。
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