徐才厚氏は、「中国政府は一貫して戦略的見地と長期的視点から中日関係をとらえ、両国の平和共存、世々代々の友好、互恵協力、共同の発展に力を尽くし、双方の幅広い分野での交流と協力を積極的に進め、両国国民の間の友好的感情を深めていくべきだ」と述べました。

　また、「当面両国の政治関係は重大な困難に直面しているが、双方が両国間の３つの政治文書で定められた原則に基づき、歴史を鑑とし、未来に目を向けることを堅持すれば、必ず問題を適切に解決して、両国関係を再び正常に戻すことができる」と述べました。

　これに対して、藤縄氏は日中両国の安全保障分野における交流と協力の強化を希望していると表明し、「日本の退役将官は両国関係の改善と発展のために積極的な役割を果たし、両国防衛部門の意思疎通と協力を絶えず拡大することを願っている」と述べました。