中国では、2010年までには、土地の砂漠化の拡大が基本的に抑制され、2020年までにはおよそ50%の砂漠化した土地が効果的に改良され、砂漠化した地区の生態環境が大いに改善される見通しです。
これは中国国家林業局の責任者が17日に明らかにしたものです。
政府の計画によりますと、さらに、2050年までには、中国では、砂漠化した土地がほぼ改良され、バランスの取れた経済、社会、生態の発展を実現させるということです。
中国は砂漠化の被害が厳しい国の一つで、砂漠化した土地の面積は267万平方キロに達し、国土の28%を占めています。砂漠化によって、毎年、経済的損失は数百億元となり、生態保護と経済、社会の持続可能な発展が脅かされています。
2000年以来、中国は砂漠化を防止するため、植生を行い、土壌を保護するなど一連の措置を講じたほか、砂漠化防止に関する法律も制定しました。
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