中国の胡錦濤国家主席は15日、上海で「上海協力機構第6回首脳会議は信頼と連繋、協力を強化させる目的を達成し、成功を収めた」と述べました。

　胡錦濤国家主席はこの日、上海協力機構に出席しているその他の加盟国の首脳との共同記者会見で、「各国の首脳は会議で、上海協力機構発足5年来、メカニズムの構築や安全保障、経済、人文協力及び、人的交流などの面で収めた成果を高く評価し、上海協力機構が主張する信頼、互恵、平等、協議、多文明の尊重及び共同発展を求める『上海精神』は上海協力機構の更なる発展を導く準則だと指摘した」と述べました。

　胡錦濤国家主席はまた「各国の元首は、地域の安全と安定を維持し、各国人民に利益をもたらすために、上海協力機構を引き続き完備させ、すでに達した合意を引き続き履行し、具体的な協力プロジェクトの実施を推進し、オブザーバー国及び関係の国際機関との交流と協力や拡大していくことに合意した」と述べました。