中国南部の深センで、このほど、高病原性鳥インフルエンザの人への感染症例が1例発見され、感染者の病状は危険な状態にあります。その人と身近に接触した人には今のところ異常は見つかっていません。
この感染者は31歳の男性で、貨物トラックの運転手、6月3日に発病しました。深セン市疾病予防抑制センターと広東省疾病予防抑制センターが感染者に対する検査を行った結果、鳥インフルエンザウイルスH5N1核酸は陽性を示したため、高病原性鳥インフルエンザ疑似症例ととりあえず判定し、中国衛生省に報告して最終的な判定を待つことになりました。
現在、深センは高病原性鳥インフルエンザの人への感染予防緊急対策をスタートさせました。
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