日本の共同通信によりますと、靖国神社に合祀された韓国人の元日本軍人と遺族は、東京地方裁判所が先月25日に靖国合祀訴訟について原告の請求を棄却したことを不服とし、12日に東京高等裁判所に控訴しました。
第2次世界大戦中に日本軍に強制徴用された韓国人の日本軍人やその遺族ら合わせて414人は、「戦死者の念願に違反してその他の民族の神道教でこれらの戦死者を祀ることは、戦死者の宗教権利を侵した」として合祀の取りやめや総額約44億円の損害賠償などを求めた訴訟を起こていたものです。
東京地方裁判所は先月25日にこれらの軍人と遺族の訴訟請求を棄却しました。
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