中国外務省の劉建超報道官は7日北京で、「アメリカがこのほど北京での1989年の6.4事件(天安門事件)について談話を発表し、中国を非難し中傷したことは、国際準則にひどく違反し、中国の内政に対する横暴な干渉である。中国側は、これに強い不満を覚え、断固たる反対を表明する」と述べました。
6月4日、アメリカ国務省の報道官が1989年の6.4事件について談話を発表したことを受け、劉建超報道官は、「1980年代の末、北京でおきた政治事件には明確な結論が下された。ここ数年、中国の社会は安定し、経済も発展し、民主制度と法体制の整備は重要な進展を遂げ、人々の人権は守られている。中国の政府と人民は中国の特色をもつ社会主義の道をしっかりと歩んでいる。アメリカは自国での人権問題を真剣に考え、これまでの過ちを反省すべきだ」と述べました。
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