サッカーのワールドカップの開催を前に、国連のアナン国連総長と国際サッカ連盟（FIFA）のブラッター議長は6日共同でメッセージを発表し、サッカーの魅力を利用して社会の発展と平和事業を促すよう世界各地のサッカー選手とサポーターに呼びかけました。

　このメッセージは、「サッカーは世界で通用する言葉だといえる。サッカーを通じて社会、文化と宗教における相違点を補い、それぞれ発展と成長を促していくことが出来る。またサッカーを通じてチームの協力と公平な競争の重要性を認識でき、ひいては社会全体の発展を促すことが出来る。国連は、これからもサッカーを人類の共同の発展を促す強力な手段とみなしていく。国連は、戦乱から抜け出したばかりの国々の人々、特に若い人たちが、戦争がもたらした精神的苦しみをサッカーを通じてなくしていくようにするため努めていく」としています。