国家認定の「無形文化遺産」第一群の501項目のうち、雲南省のものが33項目あり、全国で最も多いことがこのほど明らかになりました。
雲南省は中国で少数民族が最も多い省であり、省の下にある州や市クラスの無形文化遺産リストには3000以上の項目があり、その下にある県クラスの名簿に入っているのは更に多く、8000を超えています。
2000年、同省人民代表大会は「雲南省民族民間伝統文化保護条例」を審議、採択しました。これは無形文化遺産保護を規定する中国初の地方条例となりました。
なお、無形文化遺産はまた、「口頭遺産」とも言われ、各少数民族の言葉や、口伝えによる文学、風俗習慣、民族音楽や舞踊、手工芸、伝統的医学、建築学及びその他の芸術などが含まれています。
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