中国科学院と中国工程院アカデミー会員大会が5日北京で開かれました。中国の胡錦涛国家主席は大会の開幕式で挨拶し、「中国は、いろいろな措置を講じて、新型科学技術人材の養成に力を入れる」と表明しました。

　この中で、胡錦涛国家主席は、人材の養成や使用、流動などの体制を完備させ、科学技術開発への投入を増やし、知的財産権の保護を強化し、国民の間で科学知識を普及させ、海外の人材を積極的に導入するよう各地の関係部門に求めました。

　中国科学院と中国工程院は科学技術と工程技術における中国の最高諮問機構で、そのアカデミー会員大会は2年に1回開催されます。4日間の日程で開かれる今回の大会では、学術交流や科学知識の普及などの活動が行われるとのことです。