中国、日本と韓国による観光協力会議が28日、中国の遼寧省瀋陽市で行われました。3カ国は、観光の地域間協力を一段と強化し、観光業の共同発展を促進することで合意しました。
会議後に発表された「共同宣言」によりますと、ここ数年、中国大陸、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾、および日本、韓国は、観光分野での協力を強めており、互いに重要な観光市場となりました。今後、これらの国と地域は、東アジアの観光スポットを世界各国の人々に紹介するため、観光客の誘致、観光地の開発などで協力を強めることにしています。また、情報の共有体制を構築したり、地域内でのチェーン店経営を奨励したりするとともに、貿易障壁の撤廃を目指すことにしています。
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