WTTC・世界旅行と観光理事会がこのほど発表した最新の報告書によりますと、中国は10年以内に観光大国になると予測しています。
それによりますと、2007年から2016年までの間に、中国観光業の年間成長率は平均して8.7%になり、世界で二番目に成長の速い国となると予測しています。
観光面での潜在力を生かすため、WTTCは中国にいくつかのアドバイスを示しました。その中には、有給の休みを二週間増やすことや、料金の割安なホテルを増設すること、観光業の生態保護原則を強化することなどが含まれています。
統計によりますと、去年、中国観光業の外貨収入は292億ドルで、前の年に比べて13%増えたほか、アジアで最も多くの観光客を送り出している国ともなっています。(05/06)
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