2日間に亘ってウィーンで行われた中国とEU・欧州連合の第21回人権対話が26日、終了しました。中国外務省国際局の呉海竜局長とEUの輪番議長国であるオーストリアの外務省法律顧問トラトマンスドフ氏がこの会議を共に主宰しました。
会議では、呉海竜局長は、中国政府が人を基本とし、人権を尊重・保障し、社会主義の調和の取れた社会を築き上げることを説明しました。これに対し、トラトマンスドフ氏は、中国が人権を促進し保障する面で遂げた進展を高く評価しました。
双方は、国際的人権条約の批准と実施、国連人権メカニズムの協力などの問題を深く討議すると共に、新しく発足された国連人権理事会の業務について意見を交換しました。
双方は、「平等と相互尊重を踏まえて、人権問題について対話を行うことは、中国とEUの戦略的パートナーシップの一層の発展にプラスとなる」との考えを示しました。
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