天津のある喫茶店で、「バリスタ(中国語で「珈琲師」)」の陳文凱さんが1杯のカプチーノを精魂を込めていれている。陳さんの丁寧な手さばきで、あっという間に、魅惑的なコーヒー色の、よい香りのカプチーノができあがった。中国中央電視台(中央テレビ、CCTV)の番組の一コマだ。
CCTVの報道によると、現在、北京や上海、青島などの都市では、喫茶店などで高級なコーヒーをいれるバリスタの人材が2万人不足しているという。一般のバリスタの月給は2千元程度だが、技術の高いバリスタなら1万元を超えることもある。
現在、バリスタはすでに国から新職業として認められた。この職業資格の認定制度も始まる予定で、訓練機関は次々と「バリスタ養成コース」を開き始めた。(編集CS)
「人民網日本語版」 2006年5月25日
|