中国鋼鉄工業協会は21日、「中国の16社の鋼鉄企業は意見の一致に達した。中国は、鉄鉱石の価格の19%引き上げを受け入れない」と発表しました。
伝えられるところによりますと、鉄鉱石の交渉で供与側の代表の一つであるブラジルのリオドセ社(CVRD)はこのほど、声明を発表し、「ドイツ、イタリア、日本の企業と2006年財政年度の鉄鉱石の価格を19%引き上げる、という話し合いがまとまった」としています。
これに対して、中国鋼鉄工業協会は「中国の市場を考慮せずに出した価格は、受け入れられない。ヨーロッパの市場だけではなく、アジア、特に中国の市場を考えなければならない」と主張しています。
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