ロシア、スウェーデン、ヨルダンの三カ国は15日、「パレスチナに対して新たな援助を提供するつもりだ」と表明しました。
ロシアのプーチン大統領とパレスチナ自治政府のアッバス議長はこの日、ロシア南部の都市ソチで会談をし、ロシアがパレスチナに援助を提供することについて意見を交しました。ロシアのサルタノフ外務次官によりますと、財政援助のほか、ロシアはパレスチナのために外交官の育成などについても支援することにしています。
スウェーデンのカリン・ヤンテン国際開発協力相は15日、「スウェーデンは今年、国連パレスチナ難民救済事業機関を通じて、去年より3000万クローナ多い2億3000万クローナ(約4000万ドル)の援助をパレスチナに提供する計画で、必要があれば、同機関を通じてさらに緊急援助をも提供するつもりだ」と述べました。
一方、ヨルダン政府も15日、「16日からパレスチナに4回目の人道的食糧援助を始める」と発表しました。
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