外交部の秦剛報道官は14日の定例記者会見で、記者からの質問に答えた。
中国は、日本がより多くの行動で約束を実行するよう望むと繰り返し表明しているが、侵略戦争への謝罪と靖国神社参拝の停止のほかに、中国は日本にどのような行動を望むか。
中日関係がいかに発展するかについては、われわれは多くの場でわれわれの原則的立場を繰り返し表明してきた。14日午前には、温家宝総理が再び説明を行った。われわれは、日本が「歴史を鑑(かがみ)とし未来に向かう」の精神に基づき、両国間の3つの政治文書(共同声明、平和友好条約、共同宣言)によって確立された原則を順守するよう望む。特に両国関係の政治的基礎を守り、台湾問題や歴史問題などの重要問題を適切に処理し、中国と向き合って歩み、ともに中日関係の発展を推進することが必要だ。
あなた(記者)は、靖国神社参拝の停止の他に、日本が何をする必要があるかと質問された。みなさんに思い出していただきたいのは、最近東京から絶えず伝わってくる言論や情報だ。これらの言論や情報は、中日関係の基礎を守り固めるものだろうか。それとも、弱め損なうものだろうか。中日関係の発展にプラスだろうか。それともマイナスだろうか。両国の国民と国際社会が客観的かつ全面的に中日関係に対応し、認識よう導くのにプラスだろうか。それとも、中日関係に対する人々の見方をミスリードするものだろうか。われわれは日本に対して、侵略の歴史を反省し中日関係の発展を促進するという約束を、実際の行動で適切に実行するよう望む。(編集SN)
「人民網日本語版」
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