GCC・湾岸協力会議の輪番議長をつとめるアラブ首長国連邦のザイェド外相は6日、サウジアラビアの首都リヤドでメディアに向け、「GCCは、イランが核問題でより多くの人々を安心させる措置を取り、より大きな透明度を示すよう希望する」と述べました。
ザイェド外相はその際、「GCCは、アメリカとイランのイラク問題をめぐるイラク人民に利益となる対話について支持はするが、イラン核問題について、イランとアメリカの間の仲介をするつもりはない」と語りました。
また、別の報道によりますと、イランのザリフ国連常駐大使は5日、アメリカのメディアのインタビューに答えた際、各側がイラン核計画への憂慮をなくすため、イランは国際社会とのあらゆる必要な協力を行う準備ができたとした上で、「イランは軍事的核計画をすすめるつもりはない、軍事的核計画はイランの安全を強化できないどころか、イランの国家の安全を損なうものだ」と強調しました。
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