イスラエルのモファズ国防相は16日、ヨルダン川西岸における暗殺作戦と反テロ行動を実施し、パレスチナ人が計画したイスラエルによるジェリコ刑務所急襲への報復計画を粉砕するようイスラエル軍に命令を下しました。

　モファズ国防相は当日、国防省が開いた安全会議で談話を発表し、「イスラエル軍による2日前のジェリコ刑務所に対する急襲は、国家の安全に関する原則的問題では決して妥協しないというイスラエルの態度を示した」と述べました。

　モファズ国防相はまた、28日の総選挙の順調な実施確保するため、イスラエル治安部隊は26日から全国各地で警戒状態に入ることを決めたとしています。