中国衛生省は24日、上海で鳥インフルエンザの人への感染例1件を確認したと報告しました。
この29歳の患者は3月13日に発病し、臨床では発熱、肺炎の症状が表れ、治療の甲斐もなく、3月21日に死亡しました。患者の標本に対する検査の結果、鳥インフルエンザウイルス核酸は陽性を呈しました。
中国衛生省専門家グループはWHO・世界保健機関の鳥インフルエンザの人への感染例の確認定義と中国の診断基準に基づいて、この患者が鳥インフルエンザに感染したことを確認しました。これについて、衛生省はすでにWHO に報告し、香港、マカオ、台湾地区及び一部の国にも通報しました。
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