イランの核交渉責任者でもあるラリジャニ最高安全保障委員会事務局長は4月30日首都テヘランで、イランは外部からの圧力の下にウラン濃縮活動を止めることはないと強調しました。
ラリジャニ事務局長はある講演で、「イランはあらゆる強制的な決議を受け入れることはなく、ウラン濃縮活動を続けていく。もし、西側諸国がイランに圧力をかけてくれば、イランは国際原子力機関(IAEA)との関係を停止する」と述べました。
これを受けてアメリカのライス国務長官は、当日、「国連安全保障理事会が迅速に行動しなければ、有志国が追加的な措置を検討することもできるし、そのつもりだ」と言明しています。
|