パクリ事件の騒ぎを抜け出した花児楽隊(フラワーズ)はインターネットで新曲を発表しています。花児楽隊の新曲『加油!好男児(ファイト!オトコ)』が33秒ほどウェブサイトで試聴可能になったということです。
新曲について、「今までどおりのノリノリのロックチューンに仕上がった」という花児楽隊ですが、早速、「新曲があの名曲「Rabbit Dance」を彷彿させたもの」という声が上がっています。一方、「『Rabbit Dance』があまりにも有名だったから、テンポやリズムのほうで少し影響されても無理はない」という意見もありました。今後、議論が続きそうです。
参考:
中国の4人組・花児楽隊(フラワーズ)は2004年から中国で一躍注目されるようになりました。2004年、新メンバーの加入をきっかけにEMIレコードに移籍し、ニューアルバム『我是処ン的羅密欧(僕は君のロミオ)』をリリースしました。元のパンク音楽からポップスへの道を歩み出し、高校生のパンクバンドからしゃれた感じのアイドルバンドへの変身を宣言しました。
そして、2005年のアルバム『花季王朝』から『嘻??(シーシュアシュア)』という名曲が生まれました。ロングヒットを果たした『嘻??(シーシュアシュア)』が、ランキングの上位をキープしていたほか、数々の音楽賞にもノミネートされました。これで、中国のトップバンドへと確実にステップアップしている花児楽隊ですが、2006年に入り、世間を騒がせた嘻??(シーシュアシュア)のパクリ事件によって、花児楽隊は一時的にパニック状態に陥ってしまいました。
(04/21 編集:コオリ・ミン)
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