メーデーのゴールデンウィーク期間中、北京の東城区にある保利劇場では、中国人形芸術劇団による大型人形劇『人魚姫』と『ヘンゼルとグレーテル』が5月の6日と7日の両日、上演される予定です。伝えられるところによりますと、入場料は最低は30元からVIPの280元まで7つに分かれているということです。
今回の二本の人形劇の舞台デザインはいずれも国内最高レベルといわれ、道具だけでも百万元に達するということです。そして舞台での宮殿、大型帆船などの道具は実物そっくりで、現代的な照明とオーディオ技術が駆使され、観客、特に子供たちに臨場感を与えるとして今から注目されています。。
人形劇『人魚姫』は不思議な海底の世界を作り出しており、あでやかでや巧みな照明を使って夢のような雰囲気を作り出し、様々な海の生き物が舞台の上で自由自在に泳いでいます。この原作を基に脚色した『人魚姫』は新しい時代の意義を語っており、主人公である人魚の行いは「夢を持って、自分の価値を実現させる立派な人間になる」ことを子供たちに諭しているのです。
また、『ヘンゼルとグレーテル』は、中国人形芸術劇団が試みたもので、この作品は、原作を基にして、一部の内容を脚色し、ゲームを楽しむような物語の流れにそってお馴染みの童謡を使い、子供たちとの交流を強めていくことを目的としているのです。
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