映画界のカリスマ、舒淇(スー・チー)が初めて出演した時代劇『風塵三侠紅拂女』は、数カ月にわたる編集作業を経て、各テレビ局で放映されることになります。
『風塵三侠紅拂女』の俳優陣には、主演女優の舒淇に加えて、霍建華、于栄光、鄭則士、江華、侯勇などの名優が華を添えました。このドラマの放送権は、80万元(日本円で1000万円余り)もの高額に達しました。
『風塵三侠紅拂女』のストーリは、隋の時代に生きた敵役、陽素の使用人である拂女(舒淇)と同時代の名人の間の複雑な感情を描いたものです。ドラマの殺陣師、袁祥仁氏は、舒淇のために特別な立ち回りの演技を用意しました。そして、すべてのシーンはスタントを一切使わず、いずれも、自らが演じたものです。これについて、舒淇は「これは自分がやったものの中で一番苦労したもので、そして一番工夫したものでもある。これで、ようやくテレビで私を見たいという両親の願いを叶えることができたc」と話しました。
舒淇はアジアを代表する女優のひとりで、出演作品は50本を超えます。19歳の時に出版されたヌード写真集「性感終結」が発売されて話題になりました。それがきっかけで、1996年バリー・ウォン監督に誘われて香港に渡りました。後に、自殺したレスリー・チャンと主演した「夢翔る人/色情男女」で大ブレークし、香港電影金像奨最優秀助演女優賞と最優秀新人賞のダブル受賞を果たしました。(編集:WY)
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