海外在住の中国人は、中国共産党中央の胡錦涛総書記が今月16日に示した両岸関係の平和的発展を促進する四つの提案に対して支持を表しています。
チェコにある中国平和統一促進会のニ健会長は19日プラハで、「胡錦涛総書記の四つの提案は 大陸側の台湾民衆に対する誠意を示しており、両岸民衆の共同の願いでもある。平和的な発展は両岸の有識者と民衆がともに求めるものである。『92年の共通認識』、つまり、共産党と国民党が92年に合意した共通認識を堅持することは、両岸の平和的発展を実現する重要な基盤であり、また、互恵と共栄に基く交流と協力を深めることは、両岸関係の平和的発展を実現する効果的な方法である。そして、台湾の民衆を含むすべての中国人が発展と平和の福祉を享受できるようにするのが最終的な目的である」と述べました。
ブルガリア平和統一促進会も19日声明を発表し、「胡総書記の四つの提案は、平和的発展、共に繁栄するという課題を表している。中華民族をともに復興させることが両岸の中国人が努力する目標で、『92年の共通認識』はこの目標を実現させる基盤である」としています。
トルコの首都イスタンブールに居住している中国人代表は19日、「台湾当局は一つの中国という原則を承認しなければならない。そして、両岸の平和と繁栄という観点から中華民族の結束に有益なことをするよう」求めました。(04/20)
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