中国商務省の易小準次官は19日、ジュネーブで、「中国は互恵と共栄の対外開放戦略を堅持する」と述べました。
易小準次官はWTO・世界貿易機関が初めて中国の貿易政策を審議する会議の席上、「WTOに加盟して4年、中国はいろいろな公約を真剣に履行するとともに、WTOの目的と原則に基づいて各国間の貿易摩擦の解決を主張し、国際貿易の中で自国の発展レベルにつり合った義務を引き受けてきた。その意味では責任をきちんと果たすメンバーであると同時に、共に繁栄することを目指し、世界平和を促進する重要な力となっている」と述べました。
易小準次官は、「中国の貿易政策はひたすらに貿易黒字を追い求めることはせず、輸出入全体のバランスを求めている。中国は自国の市場によって発展を実現することを一層重視するつもりだ。内需の拡大を通じて経済成長を促進することが、中国政府の既定の路線であり今後も長期に堅持する政策である」と強調しました。
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