中国共産党の胡錦涛国家主席は16日、北京で、「祖国大陸は台湾同胞への各項目の約束を忠実に履行し、情勢の変動や少数の人々の妨害によって変化することはない」と改めて強調しました。

　これは、胡錦涛国家主席が海峡両岸経済貿易フォーラムに参加するために代表団を率いて北京を訪れた連戦中国国民党名誉主席と会見した際述べたもので、胡錦涛主席はさらに、「台湾同胞の利益にかかわるすべてのことを真剣に取り扱わなければならない。台湾同胞に出したすべての約束を真剣に履行しなければならない」と述べました。

　また、15日に閉幕した海峡両岸経済貿易フォーラムで、大陸側は台湾に農産物市場を一層開放することを含む15項目の政策措置を提出しました。