中国の胡錦涛国家主席は6日北京で、イエメンのサレハ大統領と会談し、「中国はアラブ諸国や国際社会の他のメンバーと共に、引き続き、中東湾岸地域の平和と発展のために寄与していきたい」との姿勢を示しました。
胡錦涛国家主席はその中で、「中国は一貫して中東地域の情勢が緩和・安定した方向に向けて発展することを推し進め、地域の情勢をエスカレートするいかなるやり方も賛成しない。関係各方面が平等に話し合いを強め、国連の関係決議に基づいて、争いを公正かつ合理的に解決することを主張している。また、異なる文明は互いに尊重し合い、共に進むことを提唱する」との立場を明らかにしました。
サレハ大統領はこれに対して、「イエメンとアラブ諸国は中国の中東問題での公正な立場と中東和平を促すために払った重要な役割を賞賛している」と述べました。
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