中国の唐家セン国務委員は10日、北京でアメリカの外交政策全国委員会のジョージ委員長を団長とする訪中団と会見し「アメリカの招きに応じて、胡錦涛国家主席がアメリカを公式訪問することになる。これは両国関係の健全かつ、安定的で持続可能な発展を促し、中米間の建設的な協力関係を全面的に推進させることにとって深い意義がある」と述べました。
唐家セン国務委員はまた、この中で「各分野における両国の話し合いと協調を強化し、政治的な相互信頼と互恵協力を探めることは双方の共通利益に合致するばかりではなく、アジア太平洋地域と世界の平和、安定、繁栄にもプラスとなる。台湾問題を適切に処理することは、中米関係を安定的に発展させるカギとなる。アメリカ側は陳水扁当局の行なっている所謂台湾の「法的独立」の危険性とその悪影響をはっきりと認識すべきであり、台湾の「法的独立」及びその他のいかなる台湾独立の分裂活動に明確にも反対し、抑制すべきだ」と述べました。
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