C型肝炎予防治療大型教育プロジェクトが15日、北京でスタートしました。このプロジェクトでは、中国の22都市の1万人近くの伝染科、肝臓病科の医療関係人員に対して一連のC型肝炎の診察や治療面の教育活動を行います。
C型肝炎の早期症状がはっきりしませんが、C型肝炎ウイルス(HCV)感染者の多くは肝硬変や肝細胞ガンになります。中国はC型肝炎が多く発生する地域で、平均感染率は3.2%です。
中華医学会肝臓病学会の荘輝氏は、「C型肝炎の検査は普通の検査項目に入らないので、多くの患者の早期発見と治療ができなかった。また、今まで効果的なワクチンがなく、発病率は上昇の傾向を示している」と指摘しています。
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