河南省洛陽市にある河南科技大学の新キャンパスで3月末から、学生500人余りが次々と発熱し、入院治療を受けていたことが分かりました。現在、学生たちの体温は正常に戻ったということです。
この集団発熱は、同大学で22人が発熱した3月26日に始まり、発熱者は27、28日と日を追うごとに増加し、一時は504人に達しました。中には体温が39度6分まで上がった学生もいます。
学生たちの主な症状は、発熱と関節の痛み。現在、学生たちの症状はほぼ治まり、大半が通常の勉学に戻りました。200人余りがまだ病院で観察治療を受けていますが、2日以内には退院できる見通しです。
事態の発生後、河南省衛生庁はサンプルを採取し検査した結果、A型やB型のインフルエンザではないとの診断を下しましたが、具体的な原因については今なお調査中だということです。(編集 ハルオ)
|