日本北海道札幌市の市民団体である「強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム」は4日、北海道地方政府に請願書を出し、第2次世界大戦期間中に北海道に強制連行され、過酷な労働をさせられて死亡した中国人と朝鮮人労働者の遺骨問題について全面的調査を行うよう政府に要望しました。
この市民団体は、強制連行労働者の遺骨を埋蔵しているとされるところへ人を派遣して確認作業を行い、死亡者の国籍の確認のため、当時の埋葬許可書などの資料を公開するよう、北海道政府に要望しました。
これに対し、北海道の高橋知事は積極的な態勢を示し、「地方政府はこの調査に尽力する」と述べました。
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