二日間にわたる2006年中国知的所有権保護フォーラムが31日、上海で開幕しました。
フォーラムは、「協力し合って、知的所有権侵害犯罪を取り締まること」をテーマとしています。中国商務省、税関署などの関係部門やICPO・国際刑事警察機構、WIPO・世界知的所有権機関及びアメリカ、オーストラリアなどの司法機関と国内外の企業代表200人余りが出席しました。フォーラムでは、世界の知的所有権侵害犯罪の現状と対策、情報の共有と国際協力、それに中国知的所有権保護と今後の取組みなどについて討議されることになります。
フォーラムに先立ち、中国公安省の鄭少東次官は、「フォーラムでは、協力しながら国際的な知的所有権侵害犯罪の取締りを行うという主旨の『上海宣言』が討議、採択されることになる」と明らかにしました。
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