中国公安省の鄭少東次官は27日、北京で、知的所有権保護における国際協力を強化したいと述べました。

　鄭少東次官は当日、国務院報道弁公室が開いた記者会見で、「中国は知的所有権への侵犯を防止し、それを取締ることに力を入れている。同時に、各国司法機関との協力を強化し、多国間の知的所有権犯罪を厳しく取締り、知的所有権所有者の合法的な権利や、国際経済貿易の正常な秩序を守るために共に行動できるように希望している」と語りました。

　今月31日、中国公安省は国内の行政部門と司法部門や、関係国際機関、内外商工業界の代表らを招いて「知的所有権刑事保護フォーラム」を開き、犯罪を共に取締る方法を討議します。