中国の王光亜国連大使は29日、国連安保理のハイチ問題に関する公開弁論会で発言し、中国側の立場を全面的に説明しました。
王光亜大使は席上「今、ハイチはカギとなる歴史の新段階にあり、中国側はハイチの関係各方面が一回目選挙の経験と教訓を真剣にまとめ、二回目の議会選挙の公正性と透明度を確保することを主張している。また、各党派は選挙結果を尊重し、大局を重んじて、国家の平和再建に向け、健全な政治的雰囲気を作らなければならない」と語りました。
王光亜大使はさらに「ハイチ当局は国連の各機構と密接に協力してハイチの治安情勢を全面的に改善していかねばならない。同時に国際社会はハイチを支え、再建プロセスにおける当事者意識を高めていくべきだ」と語りました。
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