米国国務省のエレリ副報道官は28日ワシントンで、ライス国務長官がロシアのラブロフ外相に電話をかけ、フセイン政権に情報を提供していたことについて調査を行うようロシア側に求めたことを明らかにしました。
エレリ副報道官は当日の記者会見で、「アメリカは、ロシアのフセイン政権への情報提供問題を非常に重視しており、ロシア側にそれを調査するよう要求した」としています。
アメリカ国防省が24日に発表した報告によりますと、2003年の米国主導のイラク侵攻時に、ロシアが当時のイラク政権に対して、米軍の動きなどの情報を提供していたということですが、ロシア側は、それを断固として否定してきました。
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