アメリカ国務省のエレリ副報道官は24日、記者会見で、「ライス国務長官は当日、ロシアのラブロフ外相と電話会談を行い、国連安保理でイラン核問題を討議することについて意見を交換した。ラブロフ外相はまた、国際社会がイラン核問題で共同行動の戦略を制定する重要性を強調した」と述べました。
エレリ副報道官は、「ライス国務長官とラブロフ外相は、イラン核問題がすでに国際社会の関心を引き起こしたと見ており、双方が協力を強化してイランがIAEA・国際原子力機関と協力することを促進する必要性を強調した」と述べました。
別の報道によりますと、「イギリスがアメリカ、フランス、ドイツなどと、イラン核問題でロシアに知らせない行動戦略を制定した」というインターネット上の記事について、ラブロフ外相は、「もし西側諸国はロシアが知らない情況の下で行動し、イラン核問題での行き詰りを打破する解決案を提出したら、ロシアはそれに同意しない。国際社会がイラン核問題で共同行動の戦略を制定することは非常に重要だ」と強調しました。
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