中国国務院台湾事務弁公室の李維一報道官は、29日北京で、「台湾経済は現在の発展状態を保持できるのは海峡両岸の経済貿易と切り離すことのできないものである」と述べました。
台湾のマスコミは「台湾当局はこのほど、両岸の経済貿易の往来と投資に対して、厳格的な抑制を行なうため」両岸の経済貿易に対して、積極的な管理と効果的な開放を行なうという管理方法を発表した」と報道しました。これを受けて、李維一報道官は国務院台湾事務弁公室の記者会見でコメントを発表しました。
李維一報道官は「両岸の経済協力を強化することは両岸同胞の共通した願いと根本的な利益に合致する。これを推進させるため、大陸はこれまで一貫して、積極的な措置を講じた。経済の客観的な法則に背き、政治目的から出発し、両岸の経済協力に人為的な制限と撹乱を加える如何なるやり方も人心を得られないものである。最終的に損害を受けるのは台湾経済と台湾民衆の切実な利益だ」と述べました。
台湾側の統計によりますと、去年、台湾と大陸の貿易額は717億ドルで、そのうち、台湾の貿易黒字は300億ドルに達しているということです。
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