陝西省神木県大柳塔鎮と山西省朔州市を結ぶ鉄道「神朔鉄道」の電化複線工事が、計画を150日前倒ししてこのほど終了し、同複線が開通した。神朔鉄道は、大秦線(山西省大同市ー河北省秦皇島市)に続く中国第2の石炭輸送専用線で、神木県から河北省黄カ市の黄カ港に至る鉄道路線の重要な構成部分だ。
神朔鉄道は全長266キロ、総投資額23億元。主に内蒙古自治区と陝西省にまたがる「神府東勝鉱区」から採取された石炭の輸送を担う。設計上の輸送力は単線時が年間3500万トンで、複線開通後は段階的に1億4千万トンまで引き上げる計画だ。
(「黄カ」の「カ」は、馬へんに「華」)
「人民網日本語版」
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