中国の医者は、22日インターネットを通じてのロボットによる遠隔脳外科手術に初めて成功しました。

　伝えられるところによりますと、患者は、中国西部陝西省に住む今年66歳の農民ですが、手術を施す医者は北京におり、手術前に、患者の関連データが陝西省からネットを通じて北京に伝えられ、北京の医者はこれを基に患者の病状を分析し、手術の位置を確認したあと、ネットを通じてロボットに指令を出し今回の遠隔手術を成功させたものです。

　中国では1997年に初めてロボットを利用して手術を行っておりこれまでに1400人あまりの患者がこの手術を受けています。