中国西北部の新疆ウイグル自治区はこのほど、天然のコトカケヤナギを保護するため、人口降雨プロジェクトを実施しました。
コトカケヤナギは「砂漠の木」と呼ばれています。新疆ウイグル自治区の天然コトカケヤナギは主にタリム川流域に分布しています。その面積は世界の90%を占めていますが、ここ数年、気候の変化、人口の増加、耕地の開墾などのため、年々減少する傾向です。
関係者によりますと、関連部門はタリム流域で作業地区を10ヵ所作り、毎年4月から8月まで、航空機、ロケット、高射砲などを利用して人工降雨に取り組でいくとのことです。これでコトカケヤナギ林地区の降雨量が2割増えるものと見込まれています。
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