レバノンを訪問中の国連のラーセン特使は24日、対話を通じて、両国間の意見の食い違いを解決するようレバノンとシリアに呼びかけました。
ラーセン特使はこの日、レバノンのサッル?フ外交・移民問題相と会見した後の記者会見で「レバノンとシリアは正常な外交関係を樹立し、交渉を通じて国境線の画定問題を解決すべきだ」と述べた上、、両国関係の緊張緩和のため、双方が共に努力するよう求めました。
ラーセン特使は、レバノンの行なった全国対話会議を支持する国連の態度を改めて強調し、レバノンの各派が対話会議を通じて、重大な意見の食い違いのある問題について意見を交換し、食い違いをなくし、政治的な統一を実現させるよう希望しました。
去年、レバノンのハリリ前首相が2月、ベイルートで暗殺された後、レバノンとシリア両国の関係が急速に悪化したものです。
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