中国共産党の中央政治局常務委員でもある呉官正中央規律委員会書記が24日、北京で、「中国とマルタとの友好協力関係を一層発展させていくことは、両国と両国民の根本的利益に合致するもので、中国側はマルタ側と共に、両国関係が絶えず新たな成果を収めていくことを促したい」と述べました。
これは北京を訪問中のマルタ労働党代表団の一行と会見した際表明したもので、呉官正氏はその際、「中国共産党はマルタ労働党との関係発展を重視しており、双方が党建設と国を治める面での経験や共に関心を寄せる問題についての対話と交流を強化し、両党と両国の関係が絶えず深まっていくよう期待している」と述べました。
これに対し代表団を率いてきたマルタ労働党のサント党首は、「ここ数年、中国経済は迅速に成長し、国民の生活レベルは絶えず改善されており、マルタ側はこれに喜びを感じている。中国の発展は脅威ではなくチャンスであり、マルタ労働党は中国共産党との友好交流をこれからも強化していく」と述べました。
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