新華網の報道によると、天津開発区は、天津一汽トヨタの竹本省三総経理など、外国人と香港、澳門(マカオ)、台湾の人々計10人に対し、天津開発区の発展に著しい貢献を行ったとして、2005年度の「特別貢献賞」を贈った。
特別貢献賞は、該当年度に開発区へ大型投資プロジェクトを誘致したり、開発区の発展に著しい貢献のあった外国人または香港・台湾・澳門の人々に贈られる栄誉表彰。04年度に設けられ、開発区の国際化に向けた雰囲気作りと、開発区に投資する大陸部以外の企業がより開発区に溶け込むことを目指し、毎年1度選ばれる。
同開発区管理委員会の李勇主任は「本開発区の設置から20年あまり、経済、社会、文化などの分野で軒並み順調に発展を続けている。これは多くの大陸部以外の投資者の積極的な参加と切り離すことはできない。本開発区は、投資環境やサービスをさらに改善し、投資者がより多く利潤を上げられるようにしたい」と述べた。
天津開発区は中国で最初の国家級経済開発区。現在同開発区には、計4108の外資系企業が進出、投資総額は300億ドルを超えた。(編集CS)
「人民網日本語版」 2006年3月23日
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