中国の北方都市天津が21日発表したところによりますと、電子ごみの回収・処理センターの建設工事が9月に天津で着工し、来年、正式に使用を開始するということです。
伝えられるところによりますと、このセンターは将来、中国華北地区における電子ごみの処理と回収基地になり、毎年電子廃棄物3万トンを総合的に利用できるということです。このセンターは、金、銀など貴金属を取り出し、亜鉛、鉄、銅などの金属を精錬した後、電子パネルを粉にしてリサイクルするとされています。
電子製品の更新が速くなるに伴い、ますます多く増える電子ごみは環境に対して新たな脅威となります。専門家の話によりますと、電子ごみの中の75%以上の材料がリサイクルでき、それらを回収して処理すれば、廃棄物のリサイクルにもなり、環境汚染の減少にも役立つということです。
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