EU・欧州委員会の対外関係・欧州近隣国政策担当のフェレロワルドナー委員は21日、カサブランカで「イスラム原理主義組織のハマス氏が新政府の閣僚を発表した後、パレスチナ自治政府を支持するEU ・欧州連合の立場は大きく変わることはない」と表明しました。
モロッコを訪問中のフェレロワルドナー委員は「ハマス氏はイスラエルを承認し、武力を放棄して、これまでに達成した協議を履行しなければならない。EUのハマス政府に対する判断はその言行によるものだ。EUはパレスチナ自治政府の財政枯渇を避けるために努力している。パレスチナ新政府への援助を決定するため、EUはアッバス議長とハマス政府と会談結果を期待している」と述べました。
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