ポルトガルのマスコミの報道によりますと、欧州委員会のバローゾ委員長は20日、誤った情報に基づいて、アメリカとイギリスの対イラク戦争の発動を支持する決定を行なったと認めました。
バローゾ委員長は「2003年3月ポルトガル首相に就任した際、イラクが大量破壊兵器を擁しているという誤った情報に基づいて、米英の対イラク戦争の発動を支持する決定を行なった。この情報はその後、実証されなかった」と述べました。
2003年3月16日、バローゾ氏はホスト国の前首相として、ポルトガルで行なわれたアメリカやイギリス、スペイン、ポルトガルの4カ国会議に参加し、対イラク戦争の発動を決定しました。
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