国連安保理は16日、レバノンのハリリ元首相暗殺事件に関する国連独立調査委員会の責任者ブランメルツ氏の報告を聴取した後、議長声明を発表し、この調査委員会の活動及びシリア側の協力を評価しました。
この声明は、「この調査委員会はシリア側の全面的協力の下にシリア政府と共通の認識に達しており、これらの共通の認識が安保理の関連決議の精神に基き確実に履行されるよう希望する」としています。
声明はまた、この調査委員会がレバノンの司法機関による、しかるべき技術的支持の提供しと2004年以降のその他暗殺事件の調査への協力表示に歓迎の意を表し、「国連安保理はこの調査委員会の活動を引き続き支持していく」と改めて強調しました。
|