北京市宣武区は15日、無形文化財の点検作業をスタートさせました。一部の老舗とその伝統的技術を重点保護の対象にしようというものです。
今回の点検作業で、伝統的文化に富んだ技術を選び出し、その振興に政策支援や資金上の支持を与えることになります。そして、各自の実情を考慮して市レベルまたは国家レベルの無形文化財に申請することにしています。
宣武区には北京市の大量の老舗とその伝統的技術が集中しているものの、多くの独自的なものは絶滅の危機に瀕しています。例えば、靴屋の「内連昇」の手作りの布製靴、漢方薬の店「同仁堂」の手作りの漢方、翠文閣の朱肉などです。
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